条文の大切さ
ずっと条文の大切さは理解していたつもりで、問題文や基本書等、登場するたびに目を通すようにしていたのですが、だんだんと勉強が進み、ただ理解するだけでなくて論点がどの文言から派生しているのかを意識して勉強するようになってから、今まで以上に条文の大切さを実感してます。
最終的に試験で頼りに出来るのは六法だけなので当たり前なのですが、なぜ大切なのか、ちゃんと意識できていなかったなと思います。
ちなみに、今までは判例六法を使っていたのですが、短答を択一六法に一元化するようになってから、六法に判例が付いている必要性を感じなくなってしまったので、今年はポケ六にしました。
大学生ぶりのポケ六、懐かしいです。当たり前なんですが、判例六法よりも判例がないぶん軽い…
そして今年のポケ六、デザインが可愛い!笑
単純なので、持ってるだけでテンションが上がり、ついつい条文引きたくなります。笑
来年の試験までにボロボロになるように沢山条文引きたいと思います。
法律の勉強をし始めたとき、なんで条文の文言の意味や判例を勉強しているのか分からない時期が長く続きました。
大学の講義で、ひたすら条文の文言の意味を説明されて、それに加えて判例が登場したりして、
え、なんで今判例出てくるの?どういう話の流れ?って。笑
条文は完全なもので、それを覚えれば法律が使えるようになるから、その内容を勉強すればいいんだと思ってました…だから、最初の2年間ぐらいは、正直自分が何勉強しているのかよく分かってなかったです。法学部失格です。笑
でも、法律を適用するには文言解釈をする必要があって、それに判例が用いられること。主に文言解釈の中で論点と言われるものが登場すること。に気がついてから、法律を理解するスピードが上がったように思います。それは、今どの条文のどの文言の話をしているのかを意識して勉強するようになったからかな、と思います。
最近目標にしているのは、条文を見たら、パッと要件が出てくるだけでなく、それに派生する知識や頻出論点が頭の中に浮かぶようになることです。これに加えて、法的三段論法を用いて一貫した答案を書くことが出来れば試験には合格できると思っているので….まずはなるべく早い段階で知識を体系的にインプットしてしまいたい!!
社会人をやめる決断
私は社会人を1年目の後半でやめて、今に至ります。
なので、ほんの少しだけの社会人経験を経て、ニート(よく言えば受験生)になった感じです。笑
周りからはかなりの頻度で、よく仕事辞めるって決断できたね、勇気あるねって言われます。
それはきっと、いい意味でも悪い意味でも。
そして家族にも(もしかしたら今も笑)、無謀だなー、ばかだなーって思われてたと思います。
だってそれなりに勉強して大学も無事卒業して、それなりに就活もしてようやく社会人になったので。
今考えると、自分でも、確かによく1年目で辞める決断したな~と思います。笑
ただ、その当時は1日でも早く合格したい気持ちが大きかったのです(もちろん今もですが)。
社会人やりながら細々と勉強していましたが、私には無理でした。どっちも中途半端になってしまうのが許せなかった…しっかり社会人やりながら合格されていく方もいて、どんな大変な努力を継続されてやり遂げるのだろう…と、心から尊敬します。
私がやりたいことのために仕事をパッと辞めてしまったからか分かりませんが、最近会社の元同期や友人から、やりたいことが分からない、やりたいことがあったとしても出来るか分からないし決断できない、みたいな相談を受けることが増えました。そして、受験することについて、失敗したらどうするの~?とか、もし試験に受からなかったらどうするの~?とか聞かれることも結構あります。
…が、いまだにこの手の質問にうまく答えることができないでいます。笑
確かに失敗のリスクはありますが、個人的には、やりたいことをやる、心惹かれるままに行動するっていうのも時には大切だなと思うのです。
やりたいこと出来てないけど、無理だと思うから諦める。現状維持でもしょうがないと思う。っていうのは違うんじゃないかな~と思ってしまいます。やりたいならやってみればいいし、それでもし無理だったら、じゃぁどうしようかな~って考えるのでも遅くないんじゃないかなぁと。
(別に性格的に楽観的なわけではないですが、なるようになると思っているので。)
もちろん、やりたいことができる環境にいるからこそ、こんなこと言えているので、それに関しては本当に恵まれています。
自分のとったリスクを現実化させないように出来るのは自分だけだし、リスクを取ればそれが大きいほど真剣になるのも容易だと思います。司法試験を目指して勉強している方の多くは、失敗のリスクと隣り合わせの毎日だと思うのですが、周りの方を見ていると、不合格だったときのリスクヘッジはしていても、無理だったらどうしよう~って気に病みながら毎日を過ごしている方って少ないな~って印象があります。将来を心配する分、納得するまで努力される方が多いなと。だから、見習うことが沢山あります。
退職を決めてからちょうど1年が経とうとしていて、本当にあっという間だなと思うと共に、きっと退職した当時の勢いはないんだろうなと反省したりもします。あと試験まで半年ちょっと、当時の気持ちを思い出しつつ頑張らなきゃ~って思います。
そういえば先日、論文講座をようやく7科目1周し終わりました。
長かったような、思ったよりあっという間だったような…
今までは導入段階で、ここからがちゃんとした「勉強」のスタートだと思うので、しっかりペースアップしていきます。来月終わりまでには、全科目もう1周ずつさせる予定なので、暗記作業もちゃんとやらないと…
10月の目標
つい最近9月の目標を書いた気がするのですが、あっという間に10月です...
9月は、何とか行政法の基礎講座を終わらせて論文を開始することが出来たので、なんとか目標達成かな…というところです(9月中に全科目に手をつけるのが1番の目標だったので)。
…が、欲を言えばもう少し上3法に時間を割きたかった。
先日の資格スクエア・リアルで、久しぶりに憲法を添削してもらいましたが、見事に忘れていました。
全く解けないわけではなかったのですが、何というか、勘が鈍っている感じ。
リハビリしなきゃ!!と先月も言った気がしますが、
今月は本当にリハビリ期間にする予定なので頑張ります。
ちなみに、数日前から行政法に突入して、あと2-3日で論文1周目が終わりそうです!
短答の時点でかなり苦手意識があったのですが、今のところ、想像よりサクサク進んでいるので若干拍子抜け間が...(でも、ただ単に、まだ壁にぶつかっていないだけだと思います….短答については今後も得意になる気がしません。笑)
では、簡単に今月の目標を。
行政法:論文講座1周、短答あしべつ本1周
民訴・刑訴・商法:短答知識の確認、論文の論点チェック
大体こんな感じで行こうかなと思っています。
今は1週間ぐらいで論文講座1科目が終わるので、ちょうどいい量かな~と。
来月は下4法の論文を回す予定なので、今月の予定が後ろにずれないように。
そして短答をやりつつ、全く触れない科目が出ないようにバランスを取りたいなと思います。
(本当に人間かな?脳みそあるかな?って思うぐらい、勉強した内容を次々と忘れていくので….泣)
ようやく全科目に触れることができ、先が見通せたので、先月よりは何となく気持ちに余裕があります。ただ、全然暗記作業が出来ていないので、論文の復習をしながらできる限り暗記する意識でやっていこうと思います。
そういえば、この前久しぶりに基礎講座を聞き直したのですが、論文の勉強が進んだからこそ理解できることが沢山あってびっくりました。1周目の時に、頑張ってテキストに全部メモしたつもりでいましたが、全然理解度が違いました。
時間がなかなか取れないのですが、基礎講座は何度も聞きたいなぁと…
通信講座だからこそ、自分の復習したい範囲を何度も繰り返し聞けるのが、本当に助かります。
最近の個別指導で
先日、資格スクエア・リアルを受講してきたのですが、(先日、と言っても毎週受けているのですが…笑)そこで先生と今度のスケジュールを立てていて気がつきました。
試験まで全然時間がない、と言うことに……
毎回言っている気がするのですが、本当に時間がないことを実感してしまい、ここにきてついに焦り始めました。笑
今年の短答試験が終わって約4ヶ月が経過、この4ヶ月の間に全科目の基礎講座・論文講座回せそう!というところまでは、いいとして…(まだ実務科目は手つけられていません、あくまで7科目です泣)
来年の短答までに何となく立てている計画に沿って考えると、短答に全振りするまでの時間が残りあと半年ほどとなってしまいました。
論文の書き方は何とかなるとして、論点を理解した上で時間内に何も見ずに全科目の論文書けるようになるのに半年って…え、冷静に間に合わなくない?!ってなってます。
でも間に合わせるほかないのです….
先生にも、間に合わせるんです!と言われました。(頑張ります…..)
こんな感じで焦り始めたこの頃ですが、焦ると同時に思うのは、予備試験合格経験のある先生に教えて頂いていることの心強さです。笑
毎週必ず対面での授業があって、分からないところは解消できる。今後の計画も一緒に立ててもらえる。進捗状況が不安なら聞けばいい。という環境は、とても恵まれているな~と思います。やっぱり1人でやっていると、勉強の方向性とか進捗状況とか、自分だけでは分からない部分が沢山あるので、試験が近づくにつれて有り難さが身に沁みます。笑
そんなリアルの授業ですが、最近も変わらず予備試験の過去問添削をして頂いています。
論点の理解が出来ていないこと自体は流石に自分で気がつけるのですが、そもそもの構造理解の部分から間違って理解していることがたまにあるので、そういうときに、本番でやらなくてよかった…と。笑
あと数週間以内には行政法の論文も終わらせたいと思っているので、そこまでいけばようやく1周目完了です。恐ろしいぐらいあっという間でした。
論文に集中できる(今は短答も並行なのでそうでもないですが….)残り約半年の間にできる限り過去問ぐるぐるさせて、出来るだけリアルの授業中に多くのアドバイスがもらえるようにしたいなぁと思っています。
一元化について〜論文〜
最近時間の経過が早すぎて、あっという間に1週間が終わって行きます...
前回短答の一元化について書いた時から、あまり時間を空けずに論文についても書こうと思っていたのですが、気がつけば結構日数が経っていました...笑
ということで論文の一元化についてですが、基本的に全科目趣旨規範本を使っています。
私はそのまま使うのではなく、キンコーズで裁断し、科目ごとにファイリングした上で利用しています。挟んでおきたい資料や、書き込みが増えてしまった時にも、全部まとめてファイリング出来るのがとても便利です。
今は資格スクエアの論文講座を随時進めているところですが、講座を受講するときも自分で復習するときも基本的にいつも傍に置いて、残しておきたいことがあれば書き込みしたり、論文の知識については全部同じファイルに挟み込むようにしています。
(たまに何を書き込んでいるんですかー?と聞かれるのですが、私は使いたい言い回しを自分なりの言葉で書き込むのがメインです。あとは何度も見直したいと思う内容を挟み込んだりといった感じです。)
最終的には、試験の時に趣旨規範だけ持っていけば安心って思えるように、論文に関しては、今後も全部趣旨規範にまとめていこうと思っています。
そして、論文講座のテキストをどのように使っているのかという質問も頂いたことがあるので簡単に…
以前は、配布されているPDFを印刷して(資格スクエア受講生なら分かると思います。笑)、そこに授業の内容を書き込んでファイリングいたのですが、結局配布された論文講座のテキストをそのまま使用して、勉強の内容を全て一元化することにしました。
全てというのは、問題を解いていてその時々で感じたこと、参考答案を分析する中で気づいたこと、資格スクエアの論文講座の内容自体等です。
ちなみに、他の問題にも使える言い回し・規範等は、趣旨規範本にも併せて一元化しています。
論文講座のテキストは旧司・予備の過去問・オリジナル問題が一冊にまとまっていますし、今後勉強した内容をそこに残しておけば、直前に見直すときもいいなぁと思っています。
合格者の方に話を伺うと、出題趣旨から問題を分析したり、他の人が書いた答案(参考答案)を集めて自分なりに添削したり、そういう勉強をされている方が多い印象を受けました。
私も早くその段階に達したいのですが、今はまだ論点の勉強すら全部は終わっていない状況なので...
年内に論点の勉強に目処をつけて、そういう勉強もしていきたいなぁと。
その時には、資格スクエアの論文テキストが今より活躍すると信じています。笑
一元化は全然特別なことはしていないので、あまり中身のあるものになったとは思えませんが…こんな私の一元化方法を知りたいと言って下さる方がいらっしゃったので…(ありがとうございます)
とりあえず、こんな感じですかね…!笑
一元化について〜短答〜
一元化の方法について質問して頂く事があるので、私なりの方法について書いておきたいと思います。
教材は主に択一六法を使用しています。
憲法と刑法については過去問の問題集に書き込み等をしており、択一六法は使用していません。
この2科目についても使用していたことはあるのですが、あまり有効活用できなかったのと、
刑法は、罪数等の細かい知識が必要となる範囲以外は論文の知識で
ある程度解けることが分かったので、短答用に特別まとめたりということはしなくなりました。
なので、他の5科目だけ教材へ知識の一元化をしています。
判例六法を使っていたこともあるのですが、私には択一六法の方があっていたようです。笑
択一六法は、特に民事系が使いやすいと思っていて、条文ごとに必要な知識が整理されているだけではなく、過去に出題された知識についてもチェックがついているので便利だな〜と思っています。
使い方は(書くほどのことではないですが笑)、肢別本を解き、出てきた条文と知識に蛍光ペンでチェックを入れたり、掲載されていない情報やメモしておきたいことについては随時書き込んでいます。
1周目でこの作業をやり、あとは知識確認にこれに目を通しています。
前回の受験の反省として、過去問を何周も繰り返すことで答えだけを暗記してしまい、他の形で出題された時になかなか答えることができなかったので、今回は問題を解くのももちろんですが、一元化したテキストを読んで知識を確認・定着させる時間も作りたいと思っています。特に、条文との関連で知識を入れていきたいと思っているので、択一六法とても役に立っています!
(回し者のようになってしまいましたが...笑)
短答対策は、今は論文メインで勉強を進めているのでなかなか時間が取れていないですが、
移動時間などに見直したりといった感じで少しずつコツコツと…といった感じです。
今年中に、短答合格点に到達するぐらいまで持っていきたいのですが…時間がない…!!!
再来年の今頃
今日は司法試験の合格発表でしたね。
SNSで陰ながら応援させて頂いていた皆さんも続々と合否の報告をされており、自分が合格発表だったわけではないですが、沢山気持ちが動いた1日でした。
何よりも、いつもお世話になっている資格スクエア・リアルの先生が司法試験に合格されて、とても嬉しい気持ちです。落ちるはずないのですが、それでもやっぱり嬉しいです。笑
また来年頑張ります!と報告されていたり、受かりました!と喜んでいらっしゃったり、
合否報告の内容はそれぞれでしたが、ただ共通して感じたのは、
ここに来るまで本当にたくさんの努力をされてきたからこそ、結果発表当日に本気で喜んだり悔しかったりするのだなと。
その段階に到達しただけでもすごい、すごすぎると思います。本当にお疲れ様でした。
そして、今日の合格発表の様子を受けて、来年は自分も予備試験論文の合否を、そして再来年には司法試験の合否を心配するだけのレベルにいられるのか、不安にもなりました。
今年短答を突破して惜しくも論文で敗れてしまった方、短答ギリギリだった方、ローの既修に合格されていて来年予備を受ける方…などいろんな方がいますが、その方達と戦わなければいけない。
しかもその中でも上位に入り込まなければ合格できないのですから、不安になるのは当然ですね…
1年合格するとか言ってるけど大丈夫か?w って自分でなってます…..笑
それと同時に、不安な気持ちがある分、試験当日にこれだけやったんだから自分は大丈夫!と思えるだけの頑張りが出来ているかと言われるとそうではないかもしれないと気づいてしまったので、本番にそう感じられるような努力をしなければいけないですね...
ただ1番の問題は、どれだけやればそう感じられるのか、全然わかっていないことです。笑
本番当日までひたすらにやるだけではあるのですが、例え1日15時間の勉強を本番まで続けたとしても、過去問を何周も繰り返しやったとしても、心配性すぎる私はもっと頑張れたと思ってしまう気がするので。笑
その辺の気持ちを調整することも、受験に向けてすごく大切なことなのかもなぁと思います。