予備試験1年合格を目指して

予備試験経由司法試験への合格を目指して、日々の様子を記録するブログです。 資格スクエアを利用して1年合格を目指します。

勉強時間の確保

最近、直前期ではないからこそ、直前期のような危機感を持って勉強時間の管理をする難しさを感じています。勉強していないわけではないのですが、何となく緊張感は低めというか…

どうやって勉強時間を確保しているのか聞かれることも多いので、自分への戒めの意味も込めて、短答直前期にどのように勉強時間を確保していたか書いておこうと。

 

今は多い日だと15時間ぐらい、少ない日だと 9-10時間、基本的には時間を取るようにしています。

直前期は毎日15-16時間ぐらいやっていたので、そう考えると9-10時間ぐらいの日は直前期とかなり差が生まれているなーという感じです。

 

よくSNSで、何時間ぐらいの勉強時間を確保しなければいけないのか?といった話題を目にすることがありますが、個人的な意見としては、正直何時間でもいいと思います。笑

私は人一倍理解に時間がかかるのと、効率も悪く、それに加えて心配性なので、

ちょっと多いかな、ぐらいに時間を確保するのが自分の気持ちの安定になるのかもしれないです。笑

ある程度の時間をとって勉強するのは必要なことだと思いますが、勉強時間は本当に人によると思うので他人と比べる意味もないのかなと。

 

 

本題ですが、毎日16時間ぐらい勉強していた時でも、睡眠時間は削らないようにしていました。

記憶が定着する時間とも言いますし、何より体力が持たないので。

たしか6時間ぐらいは普通に寝ていました。

その代わり、起きている間の「勉強していない時間を減らす」工夫はしていました。

手帳等に勉強時間を記録すると、結構時間を無駄にしてしまっていることに気がつきます。

(休憩時間も含めて細かく記録するようにしています)

例えば、ご飯の後のついゆっくりしてしまう時間。

朝起きてからスイッチを入れて勉強を始めるまでの時間。

休憩時間を決めても、そこからうだうだと携帯をいじってしまう時間。

そういう、勉強していない時間を極力少なくすることを意識するようになってから、まとまった勉強時間を確保できるようになった気がします。

 

そしてほんの少しの時間でも勉強するように心がけていました。電車の中での勉強は定番かと思いますが、ほんのちょっと外に出るときも見直し用のまとめを持っていったり、短答を1題でも解いたり。

 

1番大切なのは勉強時間ではないと思いますが、でもちゃんと時間を確保して勉強できた日は気分がよく、明日も頑張ろうかな~って思えたりするので、やる気が出にくい時こそ少し無理にでも勉強時間を確保してみるのもいいのかもって思ってます。

 

 

最近は直前期のような焦りを感じられず、上に書いたことをあまり実践できてないなぁと反省です。

どうしたらずーっと直前期のテンションで勉強し続けられるんだろう……笑

9月の目標

9月に突入して早くも2日過ぎ去ってしまいましたが

先月の反省を踏まえて立てた今月の目標を書き留めておきます。

 

今年の4月頃から資格スクエアの講義を受講し始めたのですが

まだ民訴と行政法に関しては講義がアップされていないので手をつけていません。

ということで、今月はまず、

①今月アップされる民訴の講義を聞き、論文講座まで終わらせる

行政法は自分でテキストを読んで論文に入る(講座は後で聞く)

をやります。今月までにとりあえず全科目1周させて、なんとなく気持ちを安心させたいです。笑

 

刑訴と商法は先月ぐらいから本格的にやり始めたのですが、まだまだやり込みが足りておらず苦手意識が抜けないので、(刑訴についても講義のアップロードはまだですが、先に自分でテキストを読んで論文対策に突入したところです) 

③刑訴の論文演習を1周終わらせる+論点の確認をする

④(商法は今論点確認を進めているところなので終わり次第)論文2周目に突入、今月中に終わらせます

 

憲法民法・刑法については他の科目と比べて、今まである程度時間を取ってきたので、

憲法は論文を1周させる(最近放置気味だったのでリハビリします)

(民法は商法と同様に、今論点確認をしているところなので)終わり次第過去問もう1周させます

刑法についても本当は論文をやりたいのですが、キャパオーバーになるのが目に見えているので(笑)

とりあえず暗記作業を少しずつ進めたいと思います。

 

 

そういえば、最近ロー入試の結果が続々と発表されていますよね。

SNSを見ていると全免で合格されたと報告されている方もいたりして、すごいなぁと焦る日々です。笑

ローを受験したわけでもなく、今後行く予定もありませんが、

既修で合格された方々はやはりそれなりに対策をされているわけなので…

 

頭がいい人は世の中に沢山いて、そういう方にとっても難しい試験だろうに、

ポンコツな私がなんで受験しようとしてるんだろう、と不思議に思うこともあるぐらいですが(笑)

そんなことも言っていられないので自分も頑張らなきゃなぁ…と思う日々です。

夏ということも(笑)、8月は勉強スイッチを入れるのがとても大変だったので、

9月は引き締めて頑張らないといけないです。

学習進捗

明日で8月も終わり、今年もあと4ヶ月ほどということに驚きを隠せずにいます。

今年に入ってから本格的に試験に向けて勉強を始めましたが、その時からもうすでに8ヶ月経っていて

短答までで考えるともう少しで折り返しということになります......

 

どこまで出来るようになったのかなぁと振り返る時間も大切だと思うので

上3法の進捗を何となく残しておきたいと思います。

 

憲法

旧司と予備の過去問を、資格スクエアの論文講座を使って2周しましたが

他の科目でバタバタし始めてから、結構放置してしまっています。

論文については、決まった型に当てはめて書いていく感じなので全く出来ないわけではないですが

権利選択の段階でミスするのが一番怖いので、もっと知識の精度を上げていかなければなぁと。

短答についても、他の科目に比べて進捗が良くないので意外とやばいかもって思ってます。

憲法行政法に苦手意識があるので、もう少し時間を確保したいところです。

 

民法

ようやく一番きつい時期を抜けたかなぁという感じです。危うく民法嫌いになるところでした。笑

理解が進まないのは何故だったのか考えたのですが、論証ありきになっていたことだと思います。

ありきたりですが、結局この結論にたどり着きました。笑

書かなければいけない論証を先に考えてしまっていることに最近気がつきました。

条文を探して要件に当てはめる、という当たり前のことをちゃんとやるように意識したら

だいぶ道が拓けてきた感じがあります。

短答についても、親族相続はまだ途中ですが、その他の分野については1周目が終了。

移動時間等の空き時間を使って2周目をやるようになりました。

民法は短答の正答率が上がってきた気がするので、このまま条文中心の勉強をしようと思っています。

 

◯刑法

刑法が1番先に論文をちゃんと書けるようになると聞いていたのですが、本当にその通りでした。笑

論文については、答案の型が決まっているので書きやすいですよね。

どう構成するかまだ迷ってしまうことはありますが、他の科目に比べたら先が見えてきました。

時間を計ってフルで答案を作成した時に、構成要件と保護法益の暗記の大切さを痛感したのですが

最近なかなか暗記の時間を取ることが出来ていないのが反省です。

短答については、論文の勉強が1番反映される科目だなと感じたので、1周目を終えたところで論文対策だけにシフトしました。

 

今のところ上3法はこんな感じ進捗です。

力を入れなければいけないところ、優先してやるべきことが大分分かってきた気がするので

効率よく取り組みたいなぁと思っています。

勉強に集中できる環境作り

司法試験予備試験受験生だけでなく、特に長時間の勉強をしている人にとって

勉強する環境はすごく大切だなと思います。

環境というのはテキストとかそういう話ではなく物理的な環境のことで

自分に合った勉強の環境を作ることもまた受験勉強の1つかなと。

 

人によって、家で勉強する、カフェで勉強する、図書館で勉強するetc…色々あると思います。

個人的には図書館が近くにあればベストだなと思うのですが、

あいにく私の家の近くには図書館がなく、毎日カフェに行くのもお金がかかってしまうので

基本的には家で勉強しています。

その代わり、テキスト広げ放題の大きな机と長時間座っても疲れない椅子を買いました。

受験生は勉強することが生活の中心になると思うので、

極力勉強を苦に感じないように、過ごしやすい環境を作って行きたいと思っています。

勉強しやすいように色々工夫し始めたら、椅子に座った状態で少し手を伸ばせばほとんどのことを

済ませられる感じの机周りになって、とても快適ですが運動不足になりました。笑

 

家で勉強できるのすごい、と言われることが多いのですが

家だからこそのメリットって結構あると思います。

楽な格好で周りを気にせずにできる、必要なものが全て揃っている、声に出して勉強できるetc,,,

声に出して勉強できるってなんだ?!って思われたかと思うのですが、

私は理解を深めたいときや暗記をしたいとき、1人でぶつぶつと声に出して勉強することが多いので

それは怪しすぎて外では出来ないですよね…笑

 

ちなみにおすすめなのは、1つ分野を決め、誰かに授業するみたいに簡単な言葉で説明してみること。

私はよく飼い犬に対して民法の苦手分野の説明をしてみたりしています。笑

テキストに書かれている言葉ではなくて、自分の言葉として頭の中に入っているのか

派生知識まで関連づけて覚えられているのか等、簡単にチェックできるので

ある程度勉強が進んだタイミングで息抜きにやったりしています。笑

 

少し話が逸れましたが…

最近気が付いたのは、自分の勉強スペースを快適なものにするのが大切だということに加えて

ずっと同じ場所で勉強するのは良くないということです。

私も、家でやるのが基本ですが、やはりずっと家にいるとマンネリしてくるのでたまに外に出ます。

お気に入りのカフェが3つぐらいあるのですが

たまにそこで勉強するとぐんと集中度が上がるのを実感します。

 

ということで、今日は24時間テレビを見ている方が多いのではないかと思いますが

家にいるとついつい見てしまいそうなので、カフェに行って勉強してこようと思います。笑

息抜きとか心持ちとか

このところ勉強の仕方だったりを中心にお話ししていましたが

私も専業受験生とは言え、四六時中勉強ばかりをしているわけではなく

ある程度息抜きを挟みつつ、楽しく勉強できるように心がけています。

 

焦る気持ちがあったり、なかなか理解できるようにならないモヤモヤはもちろんありますが

(特に最近は、もうすぐ9月になるという事実を受け止めきれずにいます...笑)

それは試験に向けて勉強している人であれば、少なからずみんな同じだと思っているので

極力ポジティブに、楽しく受験の日々を送りたいと思っています。

 

司法試験の勉強を始めるまで、私はどちらかというと睡眠時間を削って勉強したり、

自分が納得行くまで勉強し続けたりするタイプでした。

でも司法試験受験に関しては長期戦になるので、これでは体力気力が持たないなぁと思い直しました笑

(1年合格を目標にしているとは言え、学校の定期テスト等と比べると長期戦になるので…)

なので今は、眠ければ仮眠も取りますし、遊びにも行きます。

ただ、1週間でやるべきことはちゃんとこなせるように調整はしています。

 

社会人だったことが影響しているのかは分かりませんが、いまだに平日・休日の感覚が抜けずにいて

平日になると、朝早く起きて勉強しなきゃ…!という気持ちになります。

なので、基本的に平日5日間は何か予定がない限りしっかり勉強時間をとるようにしています。

ただ、土日に関しては平日よりは若干ペースを落とし、朝も少しゆっくり寝たりと、

体調やモチベーションを調整するようにしています。

 

これといって決まった息抜きの方法があるわけではありませんが

本当に会いたいと思う人と楽しく時間を過ごすのが1番の気分転換になるので

1週間に1度はご飯に行ったりお出かけしたりしています。

ずっと家にいると、誰とも話さず外の世界にも触れずに日々時間が流れて行くので

土日でそういうものをチャージしている感じです。笑

 

 

最近、自分のやりたい勉強を気がすむまで出来るのって、本当に恵まれてるなってつくづく思います。

そして、それを応援してくれる人が周りにたくさんいるって幸せです。

だからって受験勉強が楽しいとは決して言いませんが…笑

いっぱいいっぱいになると、こういう気持ちも忘れていってしまうので

適度に息抜きしながら、でも来年に間に合わせるべくそろそろエンジンをかけていかないと、、

論文のこと②

前回に引き続き、論文対策についてお話しします。

現在は過去問演習を中心に勉強を進めていますが、過去問に取り組むにあたり、

旧司と予備の過去問で別のやり方で取り組んでいます。

 

1、旧司

旧司の過去問に関してはフルで答案を書くことはせず

①問題を読む②答案構成をする③資格スクエアの論文講座を聞く④分からないところを調べる

主にこんな流れで進めています。

 

特に全科目1周目はほとんど答案構成も出来ないので、

問題を読んで気になるところをメモ→講義を聞いて確認、という感じになってしまいます。

でも2周目3周目とやっていくと、だんだん答案構成もできるようになり、

拾える論点、問題を読んで気がつけるポイントも増えてきます。

なので、今後もこれを続けていき、旧司の過去問について一通り合格者レベルの

答案構成をできるようにしようと思っています。

また、頻出論点が出ている年度のものについてはフル答案も書いていきたいと思っています。

 

2、予備試験

予備試験の過去問については、前にも少し書きましたが

フルで答案を書いて、資格スクエア・リアルという個別指導で

講師の方にその場で添削してもらっています。

予備試験は問題文も長く、あてはめの練習もしっかりできるので、フルで書くことで勉強になることが沢山あります。

 

1周目は何も見ずにフルで答案構成することはできないので、

時間無制限+テキスト等見放題、という条件でやっています。

 

問題を添削してもらった後は、添削内容を踏まえて自分なりにもう一度答案作成するようにしています。

教えてもらったことを再度自分の中で整理することで、

個別指導を受講する前と比べて確実な知識がちょっとずつ定着していることを感じる時が増えました。

時間無制限+テキスト見放題、という条件でやったあとは、

少し時間を置いてから、テキスト等何も見ずに時間を測って解き直しています。

 

 

大体こんな感じで取り組んでいます。

早い段階で演習書を回している方もいらっしゃいますが

個人的には、演習書をやる前に過去問を納得いくまで検討したいと思っているので

焦ることなく、じっくり過去問と仲良くなりたいと思っています。

過去問は何回やってもその度に異なる疑問点が浮かんできたり、自分の知識不足を実感します。

今年中に全科目の過去問について答案構成が確実にできるようになりたい

….ですが、道のりは長いです。笑

論文のこと①

論文の勉強のことについて少しお話ししたいと思います。

特にこれから勉強を始める人、独学で勉強されている方に参考になればいいなーと思います。

 

よく、論文対策はなるべく早いほうがいい!と言われますよね。

なので私も早めに対策を始めました。

いつかというと、基礎知識インプットの前です。笑

 

勉強を始めるに際して情報を集める中で、

「論文の参考書を1冊購入して、分からなくてもとりあえず読む。

そしてそれを繰り返すことで、段々と分かるようになる」と仰っている合格者の方が多かったのです。

なので当時独学だった私もこのやり方を採用してみました。

 

もちろんこのやり方で上手くいく方もいると思います。

でも私はだめでした。

早いうちに論文対策に踏み切ったことで、論文に対するハードルは下がったように思いますが

私の場合、要領がいいわけでもなく、とりたてて頭が良いというわけでもないので

論文の参考答案を読んだだけでは、知識はつながっていきませんでした。笑

 

参考答案に書いてあることが仮に理解できたとしても、具体的にどの分野の話をしているのか

なぜそれを答案の中で検討しなければいけないのか、全然分かるようになりませんでした。

 

原因はたぶん、全体像が分からない中で細かい内容を詰め込んで行こうとしたので

本質的な理解ができていなかったのだと思います。

どういう制度があって、そのためにどういう条文がどういう趣旨のもと置かれているのか分からないのに、それを参考答案を読むだけで理解しようとするのには無理があったなぁと今になっては思います。

 

なので、私個人的にはもっと早くから予備校に頼っていればよかったなぁと思います。

予備校でなくても、基礎知識のインプットが先だったなぁと。

現在資格スクエアを利用していますが、資格スクエアの基礎講座は

他のどの予備校よりも良い意味でスリムだと思います。本当に必要な知識が厳選されている感じがします。

(他の予備校を利用したことがないので言い切ることはできませんが、個人的な感想として、です)

講義自体スリムではありますが、それで不十分と感じたことは1度もなく、むしろサッと知識を確認して、過去問ベースで勉強できるのがいいなぁと思っています。

 

ちょっと離れましたが、つまり何が言いたいかというと、

基礎知識をインプットしてから、過去問ベースで論文対策するのが1番効率がいい

ということです。

試行錯誤してこの結論にたどり着いたので、これに関しては間違ってないと思います。

(既に勉強を始められている方は、そんなの当たり前だよって思われると思いますが、特に独学でやっているとそれすら見失ってしまうこともあるので…)

 

基礎知識をインプットしてからはひたすら演習ですが、

これについては次回お話しできればなと思います。