予備試験1年合格を目指して

予備試験経由司法試験への合格を目指して、日々の様子を記録するブログです。 資格スクエアを利用して1年合格を目指します。

基本書通読

この前の記事で、会社法と仲良くなれない…って嘆いてたと思うんですけど、それがなんと!

ようやく仲良くなれる兆しが見えてきたのです!!

何をやったかって、大したことはしていなくて、基本書を読みながら1つ1つ条文を引いていきました。 1つたりとも落とさずに、出てきた条文は全て引きました。

そして短答もやったんですが、それもまた同じく、解説に出てくる条文は全て引いてちゃんと読みました。

…たったこれだけのことなのに、会社法に対する抵抗が少なくなってきて、自分でもびっくりしているところです。逆に今までどれだけ会社法の条文引いてなかったのよ…ってことですよね。反省。

 

会社法をやっていて、条文引くのって本当に大切だなぁって思うのもそうなんですが、想像以上に基本書の通読をしたことが良かったのです。

勉強を始めたばかりの段階で基本書を通読するのは効率が悪いと聞いていたので、資格スクエアのテキストをメインに、基本書はもっぱら辞書のように使っていました。

でも、少し勉強が進んだ今だからこそ、苦手意識のある科目とか、問題演習だけでは理解が深まりきらない範囲については、基本書を読むと霧が晴れた感覚になれる気がします。

最近は、各科目の苦手な範囲が分かってきたので、そこについては今年中に基本書にも目を通してみようかなと思っています。特に、刑法の共犯とか…ただでさえ苦手なのに、錯誤が絡んでくるともう意味が分からないです(笑)

 

適宜基本書を勉強に取り入れるのいいな!!って思ったのと、最近おすすめの基本書を聞かれることがあったので、私の使っている基本書を書いておこうと思います。

受験生の身分ですし、まだ合格したわけでもないので、基本書について語ることができるわけもなく(笑)

ただ、こんな私でも分かりやすい!好き!!と思った基本書、ぐらいの感じに思って頂ければと。


憲法:基本憲法
民法内田民法
(民法は大学生の時からこれしか使ったことがないので、他と比較したわけではないですが…内容は分かりやすいなと感じることが多いです)
刑法:基本刑法(総論・各論)
会社法会社法(田中亘著)
民訴:基礎からわかる民事訴訟
刑訴:リークエ
行政法:基本行政法

 

こんな感じでしょうか。各科目、王道を使っていると思います。

見てもらえば分かる通り、基本シリーズがとても好きです(笑)

あと会社法もおすすめです。とっても分かりやすいのと、通読に向いているなって思います。

 

各科目、論文講座2周目終了まであと少し。

基本書も上手く使いながら、インプットの方も頑張ります~!

 

 

勉強の楽しさと受験の難しさ

専業受験生になって早10か月ほど経ちますが、相変わらず勉強は楽しくやっています。
全然理解できてないくせに、そろそろ7科目に飽きてきた感じもありますが(笑)
でも分からなかったことが分かるようになったり、少し前まで解けなかったものが解けるようになってたり。ばらばらだった知識がつながっていく感じが好きです。
好きなだけ勉強できる時間があるのは本当にありがたいことです。

 

 

ただ最近は、楽しさと同時に受験の難しさも感じています。
特に、周りが社会人として頑張っている中で自分が専業受験生をやっていることに対して、引け目を感じる瞬間があります。
自分がやりたいことやってるんだから、それでいいんだ!っていうのはずっと変わらず思っていることです。でも、周りの目を気にしてるとかではなくて、何となく社会から置いていかれているような気持ちになることが多くて、その中で先の見えない受験生活を送ることは、自分の気持ちを保つことに難しさがある気がします。

 

仕事をしていると、それなりに人から感謝してもらうこともあって、人との関わりもあって、自己肯定感を得ることはそんなに難しいことではなかったように思います。
でもひとたび受験生になると、生み出しているのは二酸化炭素ぐらいのもので(笑)、社会からどんどん切り離されていくようなそんな感覚になります。(ほんの少しだけですが社会人として働かせてもらったので、その時と比較してそう思ってしまうのかもしれませんが。)
そんなに早く勉強の結果が出るような、簡単な試験でないことは理解しているので、仕方ないと割り切ってはいますが、途方もなく感じることもあります。みんな仕事で成果出したり、毎日頑張っているのに、いつまでも自分は何してるんだろうってな感じです。

 

こういう気持ちを共有して吐き出しあえるような、同じ環境にいる人は多くないので、長らく受験期間でため込んだ気持ちが最近になって不安として出てきているような気がします。
そして、こういう答えのない気持ちを自分なりに整理しながら、やるべきことはちゃんとやる、っていうのが受験の難しさだな~って思います。

でもでも、どういう気持ちで過ごしたとしても試験は着実に近づいてくるわけで、不安です~とか言ってる場合でもないので、とりあえず1時間でも多く勉強しようと思います!!!笑

 


暗い話みたいになってしまいましたが!全然そんなことはなく

基本的には楽しく明るく毎日過ごしてます!!笑
資格スクエア・リアルの先生もいてくださるので、孤独を感じているわけでもなく、日淡々と勉強しております!笑 ただ最近、ブログが勉強内容の報告ばかりになってしまっていたので、最近想っていることも書いておこうと思いまして…笑

 

11月の予定

今月1番の目標は、全科目論文講座の2周目を終わらせることです。

残る科目は商法、刑訴、民訴、行政法の4科目なので、1週間に1科目ずつ終わらせることができれば目標達成となります。
行政法については先日講座がアップロードされたばかりなので、講義も一緒に聞かないなぁと思っています。論文1周した後なのでさくさく進められると信じてる…

上3法に関しても大体それぞれ1週間ぐらいで終わらせているので無理のない計画かなと思います。12月には実務基礎科目にも突入したいので、なんとしても論文終わらせます!

 

短答については、民事系が圧倒的に苦手だということが判明したので、とりあえず公法系は置いておいて、民事系強化月間にしようかなと。会社法はもう根本的に良く分からなくなっているので、めずらしく基本書をベースにして、条文と仲良くなりたいと思っています。

会社法の条文ってすごい良く出来てて、ほんときれいなんだよ!!って言われる方がたまにいらっしゃいますが、私には今のところ全くもって理解できないので(笑)、早くその境地にたどり着きたいものです。


短答は、12月末に資格スクエアリアルの授業で中間テストみたいなものをやるので、そこまでになんとか目標点にたどり着きたいのです。来年の1月から3月は論文全振りしようと思っているので、気持ちに余裕をもって論文全振りできるように、今のうちに短答も固めておきたい…

 

 

ちなみに、もうすぐ刑法論文2周目が終わるところなのですが、それがもう衝撃を受けるほどに忘れていました(笑)

最近は他の科目に重点おいてやっていて、だいぶご無沙汰だった(2か月ぶりぐらい?)のでしょうがないですが…答案構成していても論点落としがすごいです。

民法憲法は条文があればなんとか解けるので、忘れててもその場でなんとか思い出せるんですが、刑法…!!論点を覚えられていないと、条文出せても論文書けないなぁと良く分かったので、いち早く論証集暗記します。笑

 

 

 

 

10月の振り返り

10月も明日で終わりということで、忘れないうちに今月の反省をしておきます。

やったこと
①予備論文過去問、全科目フル起案を終わらせる(9月までに書いていなかった過去問を終わらせた)
憲法、論文講座2周目
民法、論文講座2周目
④刑法、論文講座2周目突入
⑤肢別本、商法2周目
⑥肢別本、行政法1周目

ざっくりとこんな感じだと思います。
今月の収穫は、憲法民法の論文講座2周目を終えられたこと。ようやく旧司の問題はどちらも自力で答案構成できるようになりました。フルで論文を書くとなるとまた違うとは思うのですが、権利選択・論点抽出ができるようになってきたのが大きいです。

あとは、短答試験後から肢別本に切り替えて解き直していた短答が全科目1周しました。商法や民法については2周目も終えていたり、科目によって多少のばらつきはありますが、ようやく足並みがそろってきました。前回も書いたように、民事系がやばめなので、今年中は民事系を中心に進めたいなと思っています。

 

まだまだ先は長いですが、論文短答共に試験本番までに確実に潰したいと思っているものについて1周目をようやく全て終えることができたので、今後は知識の精度を高めること、暗記作業すること、をちゃんとやっていきます。

 

今月は基本的にずっと体調を崩していたり、モチベーションを保つのが難しかったりで、勉強時間もそんなに多くなかったように思います。反省。

ついに11月に突入するということで、どんどん試験が近づいていることを実感しています。あと短答まで200日とかだったかな…来月こそはペースアップして、今年中になんとか、合格可能性あるかな~ぐらいまでにはもっていきたいのですが…頑張ります!

H30短答解きなおし

タイトルのとおりですが、今年受験した短答の問題を解き直してみました。

5か月ほど前と比較してどれくらい理解できるようになっているのか把握したいなと思ったので。
試験後に復習していたので、問題覚えてたりするかな…なんて心配していましたが、心配するだけ無駄でした。見事に忘れていて、まるで初めての問題に取り組むかのようでした。笑

 

結果ですが…全科目目標点到達までは、まだまだですね。泣
ちなみに目標点は、最低限この点数以上はとる!!というボーダーラインのことです。

試験の時より点数が下がった科目はなく(下がっていたら大変なことですが笑)、平均してどの科目も3-4点(全科目合計で20点ほど)はアップしていたので、良いほうなのかな~とも思ったり。

でも、短答試験が終わってから、論文の勉強が中心ではあるものの、肢別本をそれぞれ1周以上はやっていたので、もう少し取れることを期待していました…

……人生そんなに甘くないってことですね!笑

以下、自分で感じたことを忘れないように記録しておきたいと思うので、興味のある方だけ…笑

 

 

公法系が特に苦手で、本番もあまり高得点は狙えないかなぁ…と思い、目標の点数は他の科目よりも低めに設定しているので、憲法行政法については目標点に到達していました。これは、論文の勉強の中で判例を読み込むことが多く、判例の知識が定着してきたからかなと思います。

 

民事系は…ダントツでひどかったです。笑
商法は苦手すぎてお話にならないので、これから1番時間をとって対策しなければいけない科目です。
民法は、論文対策を経て、もう少し点数が上がっていると思っていました。が、解きながら悲しくなるぐらい自信をもって答えられる問題が少なかったです。分かってはいたものの、細かいところまで聞かれるので、肢別を繰り返すだけでなくて択一六法の読み込みもやってみようと思っています。
民訴は、試験当日の点数と変わりませんでした。論文やったのにおかしいなぁ…

 

刑事系については、両方とも点数自体は上がっていて、刑訴は目標点を超えましたが、刑法に関しては目標点自体を少し高めに設定していることもあって、到達なりませんでした。
刑法は論文の知識があれば解けると思っているので、論文中心に対策していこうと思っています。もう少し自信をもって答えられるようになりたい…
刑訴は、試験の時も唯一8割以上取れていた科目なので、相変わらず…という感じでした。ただ以前より知識が定着してきたので、何となくで答える問題が少なくなったように感じます。

 

長くなりましたが、こんな感じです。
まとめると、民事系がとにかくやばい。です。笑
今後重点的に勉強する科目がはっきりしたので、時間をとって解き直してよかったです!!

 

最近のこと

 

ここ1か月ほどは体調不良を引きづっていて、自己管理能力の低さに悲しくなる毎日です。

予備試験は長期戦だからということで、あまり無理をしているつもりはないのですが、ずっと家にこもっているせいか急激な体力の衰えを感じています。笑
人間の退化って恐ろしいなぁと思いながらも、時間がないを言い訳に全然運動していないのでそろそろ走ろうかな…

 

最近は停滞期なのか、モチベーションを保つのに苦労しています。

時間がない中でそんなこと言ってられないのはとても良く分かってるのですが、どうしてもね...
思い切って専業受験生をしていますが、この状況で将来の心配がないはずもなく、何なら心配事だらけ。笑

試験に受かっても落ちても、色々この先のことちゃんと考えないとなぁと思ったり…難しい問題ですねとても。こういうモヤモヤがつもりにつもって、勉強に対してマイナスな気持ちを持っているのかもしれないです。なので最近は、焦ってはいるのに気持ちは上がらないという盛大な矛盾を抱えながら勉強する毎日、って感じです。

 

どうやってモチベーションを上げればいいのかいまいち分からずにいますが、ただ1つだけ言えるのは、資格スクエアリアルの先生に会うと不思議なことに必ずモチベーションが復活します。
毎日1人で勉強しているから、実際に先生に会って教えてもらうと、もっと頑張らなきゃなぁって気持ちが勝るんですかね。もう毎日教えてもらいたいぐらい!!
そういう意味でも、個別指導受講しててよかったーーって思うことが増えました。

勉強のペースもですが、自分の気持ちのリセットにも活用できてる感じがします。
でもこんな甘えみたいなことも言ってられないので、自分で自分のやる気をコントロールできるようになることと、全然やる気が出なくても、関係なく同じ精度の勉強ができるようになることが喫緊の課題かな…笑

 

こんなんですが、嬉しいこともあって、憲法に関しては論文がみえてきた感じがあります。

ようやく苦手意識がなくなって、権利選択もミスしなくなって、スムーズに書けるようになってきました。ほんとに、ようやく。笑

相変わらず短答が苦手なのが不思議ですが…早く全科目こんな感じになればいいのにな~って思いつつも、まだまだ先は長そうです…

 

論文合格発表をうけて

先日、予備試験論文の合格発表がありましたね。

合格されたみなさん、本当に本当におめでとうございます。

どれだけの努力をして合格を勝ち取ったのだろうと思うと、それだけで尊敬します。私自身はまだ、論文の結果発表をどきどきしながら待つ段階にすらいないので、論文試験を受験することが出来ただけでもすごいなぁと思います。

 

合格発表をうけて、来年には私も合格発表までの約2か月をどきどきしながら待っていたい!!と心から思いました。ただその一方で、この方は合格されるだろうなぁと陰ながら応援させて頂いていた方が、来年また頑張ります。と報告されているのを沢山目の当たりにして、焦りや不安が大きくなったのも事実です。

 

こんなに勉強してる方がだめだったのか…とか

来年は皆さんと対戦するのか…とか

え!冷静にむりじゃない?!と思う要素が盛り沢山すぎて、論文試験を受験したわけでもないのに、合格発表当日はマイナスな気持ちでいっぱいになっていました。笑

 

ただ毎年400人は確実に合格していて、

短期間で合格される方もいて、

周りの出来が気にならないぐらいしっかり答案を作ることができるようになればいいんだ、

と思ったら、日々やるべきことを淡々とこなしていくだけだなぁとも思います。

試験自体が相対評価なので、他の受験生のレベルもつい気になってしまいますが、周りの人がどれだけ勉強しているのかも、どれだけ知識が定着しているかも、どんな答案を書くのかも、実際のところ分からない以上、他の受験生のレベルや試験の結果を気にしすぎるのもよくないなぁと。

だから、私がやることは、ここから試験まで自分の課題を淡々とつぶしていって、試験日に自信をもっていられるようにするだけだな、とポジティブに考えることにしました。

 

不安も沢山ですが、決して合格が不可能な試験ではないと思っているので、あとは頑張り次第ですね。